化学肥料・農薬を使用せず、微生物や虫が住める環境をつくって病害虫を抑えています。
また土壌分析で、栄養分の過剰などがないバランスが良い有機野菜を育てています。
旬にあわせて年間40種類以上の野菜を育てています。
普段スーパーで見かけないような、美味しくて珍しい野菜もたくさんあり、料理の幅も広がり、食卓が楽しくなるような品目を揃えています。
肥料を畑で作る、緑肥作物、地域から出るコーヒー粕や麦芽粕を発酵させた堆肥を使用したり、農薬などを使用しないことで微生物や虫を活かして、生態系バランスを取り戻します。
神奈川県藤沢市の打戻という自然豊かな地域にある農園です。一年を通じて温暖で、藤沢市では珍しく森林に隣接し、気持ちの良い風が通る場所に貴山農園はあります。
ニュージーランドで循環型農業を学び、その後、環境教育や微生物を利用した健康な家畜の堆肥生産に関わった後、藤沢の相原農園で研修を受けて独立。
資格:土壌医2級、パーマカルチャーデザインコース修了(ニュージーランド)
バランスが崩れた土壌で野菜を育てると、野菜の栄養に偏りや不足が出る可能性があるので、貴山農園では土壌分析を行い、土壌の栄養素の過不足をなくす栽培を行っています。
貴山農園では、作物が健康に育つよう、どの畑も一年に数カ月、緑肥作物(エン麦、ライ麦、ソルゴーなど)を育てています。
1.5m以上に育てた緑肥作物を刈り、畑に入れることで数トンの有機物が入り、ふかふかの土を作ります。
そこに地域で集められる、コーヒー粕、麦芽カスなどを発酵させた堆肥を入れ微生物が入ることにより病害虫を抑えてくれます。
また土壌分析も行い栄養素の過不足を無くし、バランスよく作物が栄養を吸収できるようにして栽培を行っています。